2013年12月の記事一覧

月別アーカイブ:2013年12月

2013年12月の記事一覧。昔、明光通りの一角に和歌浦口売店がありました。その息子(今はじじ!)の紀州<和歌山>四方山話と還暦過ぎて始めた「もしもドロップショッピング」のぐうたらな噺です。
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紀州人
保護する会の事務局  山田大貴さん 県北部のとある川にいる体長5センチ程度の淡水魚、アブラボテ。県レッドデータブックで「絶滅」に次ぐ「絶滅危惧Ⅰ類」に指定されるこの魚を3年に渡り追いかけるのが山田大貴さん(24)だ。調査は和歌山大学4年の時に始め、三重大学大学院で学んだ2年間も毎月通って継続。その姿に触発された地元住民らが「アブラボテを守る会」を昨春立ち上げた。「魚を守るには継続的な調査が必要で、それに...

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紀州人
県環境学習アドバイザー  平井 研さん学校や教員養成講習へ出向き、自然の大切さを伝える平井研さん(34)は、海や森の生態系を専門にする県環境学習アドバイザーだ。人間や魚、木が描かれたカードを輪に並べるゲームで自然の循環に気づかせ、キャップ一杯の清涼飲料水を海に見立てた水に落とす実験で、飲み残しによる海洋汚染の実態を教える。「知識はいずれ忘れてしまうかもしれないけど感じたことは忘れない」。手作りのユニ...

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紀州人
広川町語り部サークル  﨑山光一代表東日本大震災後、津波防災の生きた教材として関心が高まる「稲むらの火」。その物語の舞台となった広川町で濱口梧陵の偉業を伝えるのが同町語り部サークルだ。あの震災から2年、「時間が経つと、どうしても関心は薄くなってしまう」と懸念するのは、代表を務める﨑山光一さん(63)。「しかし、次の東南海・南海地震は刻一刻と近づいているんです」。故郷の先人が約160年前にどう行動したのか...

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紀州人
片男波自治会防災部長 玉置成夫さん海に面した片男波地区で暮らす約1000人の半数は65歳以上。将来発生が予想される東南海・南海地震に備え、同地区自治会の玉置成夫防災部長(75)は地域の防災活動を積極的に進める。災害時を想定した動きを取り入れた防災運動会や、独自の助け合い協力制度を自治会で取り組み、地域の絆を深める。「防災は向こう三軒両隣が最も重要。普段からの付き合いを大事にし、いざという時に助け合える関係...

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紀州人
震災から命を守る会 臼井康浩理事長NPO「震災から命を守る会」の理事長、臼井康浩さん(47)が目指すのは「災害、防災に強い和歌山づくり」だ。講演では、震災現場の写真で家具の転倒防止の必要性を訴え、防災の教室では、園児に卵の殻の上を歩かせ、靴の準備の大切さを体感させる。災害時の身の回りを具体的に想定した備えこそ命を守ると考える。将来、大震災が起こった後、「『あの防災体験があったから助かった』と一人でも...

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紀州人
和大防災教育チーム SAZANKA南海トラフ地震がもしも和歌山を襲ったらーー。東日本大震災からまもなく2年。「和歌山大学の学生にもできることがあるはず」と震災発生後立ち上げたSAZANKAは、小学校やイベントで子どもたちの前に立ち、「自分の身は自分で守ろう」と防災を呼びかける。サザンカの花言葉は「困難に打ち勝つ」。卒業や入学でメンバーが替わりながらも先輩の思いを引き継ぎ、10人が大輪の花を咲かせるた...

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紀州人
チーズプロフェッショナル  宮本喜臣さん取り出した2種類のチーズ。一方を短冊切り、もう一方を専用の道具で花状にカットし、グラスに盛りつけて一輪の花を咲かせる。チーズの消費量全国最下位の和歌山で、その魅力を伝えようとセミナーの講師を務める紀の川市の宮本喜臣さん(39)は、“チーズ版ソムリエ”と言われるチーズプロフェッショナルの資格を持つ。平日は会社勤めのため、活動が土日に限られる週末ヒーローは「和歌山ら...

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紀州人
川常物産工場長  井澤一弘さん「骨を取るのが面倒」「のどに詰まるのが心配」「調理に時間がかかる」と敬遠されがちな魚を、手軽に安心して食べられるよう骨ぬき加工する川常物産(和歌山市榎原)工場長の井澤一弘さん(37)。太刀魚やサバ、ハモなど県産魚を中心に骨を取り除き、老人介護施設や小学校の給食用に送り届ける。「『魚はこんなにおいしいんだ』と魚食の魅力を再発見して欲しい」。水産物の需要が低迷する今、形と味...

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未分類
県内のカフェの情報を網羅したガイド本『和歌山カフェStyle』が11月、和歌山リビング新聞社から出版された(写真)。  和歌山市をはじめとする紀北エリアを中心に約180店を紹介する。特集は「空間や景色も贅沢なカフェ」で、登録有形文化財や古民家、工場をリノベーションしたものやロケーションを楽しめる店など、個性の際立つ店を掲載。このほか、ユニークな雑貨を扱う店やコーヒーにこだわる店、ランチ向きの店と幅広く特...

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紀州人
和歌山市を本拠地とするプロバスケットボールチーム、和歌山トライアンズが好調です。今年立ち上がったばかりのチームながら、NBL(ナショナルバスケットボールリーグ)開幕から2ヵ月間、常に上位をキープ。※TRIANS(トライアンズ)は「3つの」を表す〝TRI〟と、「〜の人」を表す「AN」を組み合わせた造語。3選手が手でつくる三角形は「ファン・地域・チームの一体化」を意味するとのこと。詳細は、下記サイトを参...

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紀州の風景
ほんまもんの味を 通常、魚が消費者に届くには漁業協同組合、小売店を通して2~3日かかるが、直売所の場合とれたてを味わえ、市場で取り引きされている価格に近い値段で買える。澤口雄正館長は「今まで最終値を知らなかった漁師が、直接消費者に販売することで自分たちが釣った魚の価値を知ることができるようになった。何よりとれたての新鮮な魚を届け、ほんまもんの味を知ってもらえることがうれしい」と話す。  漁獲量が少な...

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紀州の風景
朝市が始まり 新和歌浦の漁港交流拠点施設「おっとっと広場」は昨年11月にオープンした水産物の直売所。7年前から年2回、和歌浦漁港でベイサイド和歌浦らが開いていた朝市が好評で、「朝市をワンランクアップしたものを常設して、地域の活性化ができれば」と地元の漁師らが県の協力を得て開いた。毎週土日の営業で、1日平均500人が訪れる。ゴールデンウィークにはしらすの天丼やマグロ丼を販売する丼まつりを開催。県内外から2500...

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紀州の風景
 めっけもん広場のモットーは「食と農の架け橋」。13人の食育ソムリエが旬の農産物の食べ方や切り方、選び方を伝え、店頭で客をサポートする。農家が入荷のため売り場に入り、消費者とコミュニケーションをとることもある。紀の川市でタマネギやメロンを育てる高橋依子さんは「お客さんの反応をじかに知ることができるし、他の農業者との交流が増え、切磋琢磨できる」と笑顔を見せる。商品の値札シールには生産者の名前が書いてお...

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紀州の風景
 オープンから13年。紀の川市豊田の大型直売所、めっけもん広場は年商25億円を誇る日本一の農産物直売所だ。平日は2000人、週末は3、4000人が訪れ、11月には延べ来客数が1千万人に達する見込み。  訪れる人が多い理由のひとつは立地の良さ。阪南から近く、根来寺、高野山と周辺の観光地へ行く途中で立ち寄る客も多い。6割は大阪から、3割が和歌山市内から来る。  岡田芳和店長は「市街地にも直売所が進出する今、立地以外の強み...

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紀州の風景
 観察のポイントは生き物が多く生息する岩場。危険物がないか必ず保護者が確認する。 シャベルとふるい、マイナスドライバーを持参し、砂の中に潜む生物や、岩にしがみつく貝を観察しよう。 「生物は持って帰ると大変なので、写真やスケッチで残して後で確認してみましょう。 図鑑の名前にとらわれず、自由な発想で名前を付けるといいですよ。 その方がいつまでも記憶に残るはず」とにっこり。  何気なく見ていた海。 そこ...

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紀州の風景
 まずは海水の塩分濃度を調べる方法。海水をなめた味を元に、水道水に食塩を足して海水の味に近づける。  しょっぱさを思い出したり、なめ比べて水と塩の量を調整する。「正解は約3%。五感を使って調べる面白さがあります」  海中は水面近くの水温が高く、冷たい水が下になる。 この状態を再現するのが、色水をつけた実験。透明のケースの真ん中にしきりをはめ、左右に絵の具で色をつけた冷たい水と2〜5度ほど温かい水を入れ...

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紀州の風景
 「海に遊び海に学ぶ」をモットーにスタートした「海辺の教室」を主宰する県環境学習アドバイザーの平井研さんに、海について知る実験や磯観察に出かけた際のポイントを聞いた。 「自然は行くたび発見があり、いやされます。海はどうやってきれいさを保っているかを考え、子どもたちに多面的に海をとらえてもらいたいですね」...

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ゆるキャラ
 和歌山市の観光キャラクター「吉宗くん」の生みの親は、同市在住の絵本作家、のしさやかさんだ。2005年に誕生し、11年にはついに着ぐるみが登場。県内外に出張し、和歌山市の魅力をアピールしている。  吉宗くんは、8代紀州藩主、徳川吉宗の子孫。元気はつらつで人なつっこく、時には相棒の紀州犬、ハチを引き連れ、時には和歌山ラーメンに舌鼓を打ち、時には水着で海水浴を楽しみ…と表情豊かだ。パンフレットやテレビCMなど...

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紀州の風景
 漆器業を営んでいた築150年の町家を改修した憩いの場「黒江ぬりもの館」。 25年前から漆器の展示に使われていたが2008年に閉館。 翌年、黒江の町おこしをと市民が喫茶や漆製品、和雑貨の販売、貸しギャラリーを行う場として復活させた。 黒江の漆器屋に多い2階建ての町家で、漆の作業に使われていた2階は落語会にも活用されている。 同館前には、漆をかくはんするくろめ鉢を展示し、昔ながらの風情を醸し出す。 海南市黒江...

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紀州の風景
 カフェ兼ギャラリー「アートスペース紀の川」は築150年の農家を利用している。 100年前に泉南市から移築した民家で、県内では珍しいふっくらと丸みを帯びたむくり屋根が特徴的。 有吉佐和子原作の映画「紀ノ川」(1966年公開)のロケ地にも使われた。 家主の義理の娘、中川妙子さんが4年前、手作業で2年掛けて改装し趣味の絵を並べたところ人が集まり、カフェに。黒塗りの壁に杉の皮の屋根が150年の趣を出す。 岩出市根来二...

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紀州の風景
 国登録有形文化財に指定されている明治初期の120年前に建てられた庄屋を改装した癒やしの隠れ家「あナリ」。 富裕層にみられた長屋門を正面に構え、土塀に囲まれた約1300平方メートルの敷地内には蔵が4棟、納屋3棟に離れと主屋がある。 健康やアート、食の場にと河野浩幸さんが9年前に改装した。 毎朝かまどでゆで上げたそば粉100%の十割そば(750円)を振る舞うほか、午後2時以降は事前予約制で整体も体験できる。 紀の川...

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紀州の風景
 陸奥宗光の従兄弟で第2代農林大臣を務めた岡崎邦輔の旧別荘を改装した「カフェリエール」。 縁側から見える奠供(てんぐ)山にかかる雲の美しさを見た邦輔の祖父が「雲山萬化荘」と名付けた。 広い縁側と中庭を持つ平屋建て、御殿造りで敷地面積は約1200平方メートル。10畳1間、8畳2間に6畳の茶室と女中部屋があった。 現在は女中部屋をキッチンに、それ以外をカフェスペースとして活用。 音楽コンサートも開く。 和歌山市...

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紀州の風景
ーーー古民家の魅力とは?  手造りの良さ、あたたかみですね。 歴史は一度失うとレプリカは造れても、全く同じものは二度と造れない。 古民家を再生することは廃材の有効利用になり、地球環境に良い。 古かろう悪かろうでなく、古いからこそすばらしい点がたくさんあります。...

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紀州の風景
ーーーその土地の暮らしが見えてきますね。  大量生産の売るための家ではなく、地域や家に合ったものを地元の大工が工夫して造っていました。自然防衛のための機能性や生活の利便性を重視してきた結果、形として民家に美しい地方性が出ています。...

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紀州の風景
ーーー県内の古民家の特徴を教えてください。  和歌山県は台風による被害が多い地域のため、建物の高さを低く抑えたり、軒下に板を垂らしたりと風雨対策の工夫がされています。地域によって個性があり、紀の川筋は農家が多く農作業するために土間を広く造っています。北山村など山間部は林業が主体で、屋内で作業しないので土間はなく、今の玄関のような靴脱ぎスペースだけでした。...

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紀州の風景
海南市 田中さん夫妻 ぬくもりある住まいにテレビ番組「人生の楽園」(テレビ朝日)をみて田舎暮らしに憧れ、大阪から海南市に移住してきた田中清博さん、繁見さん夫妻(写真右)。大阪で新築住宅を購入したが「畑付きの古い和風建築の家がいい」と海南市東畑の山間にある築約60年の民家で4年前から暮らしている。兵庫県の淡路島や香川県の小豆島、岡山県の空き家20数軒を回り、自然にあふれた環境と木造平屋建ての構造が気に入り...

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グルメ情報
和歌浦観光が盛んだった大正時代に誕生。本来は土産品だったが、地元和歌山でも定番の茶菓子となった。見た目は素朴ながら、いざ口にするとじんわりと広がるほどよい甘さ、卵の風味が上品だ。和歌浦せんべい一筋の鷹屋は近年、紀州梅鳥の卵と和歌山産の蜂蜜を材料に取り入れた。伝統の味を大切に守りつつ、よりおいしい商品を届けようとする職人魂が、一枚一枚の焼き印に込められている。〈鷹屋=和歌山市和歌浦南、073・448...

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グルメ情報
 江戸時代末期創業の山利。7代目の木村尚博さんが西脇漁港で目利きしたしらすを冷水で手早く洗い、厳選した塩でゆでたのが釜あげしらす、さらに太陽の下で乾燥させたのが天日干しちりめんだ。「潮の流れの速い加太沖のしらすは身がしまっている。何より漁場が近く鮮度が良い」と7代目。「旬は春と秋。味が良いのは冬支度している9月末〜11月末ですね」。根強いファンは全国に。間もなく海も実りの季節を迎える。〈和歌山市本脇、...

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グルメ情報
材料をそろえる手間なく、混ぜて焼くだけで簡単にプロの味ができる生カップ入りお好み焼き。松本章子社長が1967年に白浜町でお好み焼き屋を開店したのが始まりで、商品化し今年で30周年を迎えた。年間500万食を製造、県内のみならず全国で愛され、和歌山では2食入りのファミリーパックがおなじみ。ソースとメリケン粉にこだわり抜き、ふわふわサクサクの生地にソースが甘辛く絶妙に絡み合う。〈おはなはん=和歌山市加納、073・...

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グルメ情報
紀の川流域の温暖な気候と水はけの良い砂地で育ち、上品な甘さと色、豊かな香りの三拍子がそろう。出荷量は西日本一を誇り、上級品は一玉2000円にもなる〝果物の貴婦人〟6〜8月に旬を迎え、現在は果皮、果肉とも白く、多汁で甘い「清水」、大玉で日持ちする「川中島」が最盛期だ。「今年は雨量が少なかったため甘い。冷やし過ぎると甘味が落ちるので、食べる一時間前に冷やして」とJA紀の里。〈めっけもん広場=紀の川市豊田、0...

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希少魚アブラボテを守れ

保護する会の事務局
  山田大貴さん

 県北部のとある川にいる体長5センチ程度の淡水魚、アブラボテ。県レッドデータブックで「絶滅」に次ぐ「絶滅危惧Ⅰ類」に指定されるこの魚を3年に渡り追いかけるのが山田大貴さん(24)だ。調査は和歌山大学4年の時に始め、三重大学大学院で学んだ2年間も毎月通って継続。その姿に触発された地元住民らが「アブラボテを守る会」を昨春立ち上げた。「魚を守るには継続的な調査が必要で、それには地元の方の協力が欠かせません」。心強い仲間と共に希少な魚の声に耳を傾ける。

地元住民と二人三脚

 出身は岐阜県大垣市の北に位置する神戸町。幼い頃から田んぼや用水路でフナやメダカ捕りに明け暮れた。「よく黒板に魚の絵を描いていましたね」と振り返る中学時代のあだ名は“さかなクン”。
 和歌山大学教育学部に進み、卒業研究のテーマに選んだのが、和歌山県では北部の限られた川にしか生息しないアブラボテ。同じく絶滅が心配されるマツカサガイなど二枚貝に産卵する淡水魚で、分布状況や水路の形態を1年かけて調べた。「夏は広くいるが、冬は数ヵ所のみ。その数ヵ所も工事で簡単につぶされてしまうような場所」。危機感が増した。
 三重大学大学院に進んでからも毎月、和歌山に戻っては4〜5日滞在し調査を続ける日々。その様子に関心を抱いた地元の人たちに活動の趣旨を伝えると、小学生〜60代の約30人が集まった。昨春立ち上がった「アブラボテを守る会」では観察会や勉強会を毎月1回重ねてきた。
 この魚が減る主な原因は河川の改修。土や岩が残る水辺をコンクリートで固めると、マツカサガイ共々すめなくなる。調査を始めてからだけでも、最も大きいアブラボテを見つけた水路と数少ないマツカサガイの生息地の一ヵ所がコンクリート張りにされた。「希少種がいると知らないまま、工事が行われることが多いのが現実なんです…」
 この春、大学院を卒業し、串本古座高校講師として和歌山に戻った。会員は一人ひとりが主体的に調査に取り組もうと、さらに深い勉強を始めた。「アブラボテの産卵にはマツカサガイが必要だし、この貝はオイカワなどの魚に寄生し分布を広げる。一種類の希少種がいるということは、自然が残っている大きな指標なんです」。身近な自然に目を向ける住民との二人三脚は始まったばかりだ。


最後まで、お読みいただきありがとうございます。

  今年のブログ投稿もこれで終了です。
  皆様にとって、幸多き年であることをお祈り申し上げ。
                            語部:津志元 より。。。
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手作り授業が育む思いやり

県環境学習アドバイザー
  平井 研さん

学校や教員養成講習へ出向き、自然の大切さを伝える平井研さん(34)は、海や森の生態系を専門にする県環境学習アドバイザーだ。人間や魚、木が描かれたカードを輪に並べるゲームで自然の循環に気づかせ、キャップ一杯の清涼飲料水を海に見立てた水に落とす実験で、飲み残しによる海洋汚染の実態を教える。「知識はいずれ忘れてしまうかもしれないけど感じたことは忘れない」。手作りのユニークな授業で自然への思いやりを育む。

観察ではなく“感察”

 体温計をくわえ熱を出している地球儀のイラスト。「地球はあと何十年ともたないかもしれない」──。小学5年の時、温暖化が深刻に綴られた理科の教材に思わず目を見開いた。何か自分にできないか。危機感から環境への関心が高まった。大学院で海の生態系を研究し、2005年から県内外の子どもに自然保護を伝える活動を始めた。
 昨年4月、県の環境学習アドバイザーに認定され、会社勤めをしながら紀北の小学校を中心に出張授業に出向く。海洋汚染や自然の循環を分かりやすく伝えるため、実験やクイズを交える。一方的な知識伝授ではなく、生徒自らが感じ気づく授業が平井流だ。
 野外授業で一番大切にしていることは「観察」ではなく五感で感じる「感察」。和歌浦の干潟でハクセンシオマネキやウミニナなどに触れるビンゴや、目隠しをして森の木に抱きつかせた後、目隠しを外し、触った木を探し出すネイチャーゲームなどを取り入れる。「自然を身近に感じて友達になってほしい。友達になると守ろうと自然愛が芽生える」。熱弁をふるいすぎ、「環境界の松岡修造さんのようと言われます」とはにかむ。
 子どもたちからは「自然がないと僕らは生きていけないことがわかった。大切にしていきたい」「生き物が絶滅してもあまり人間は気にしないけど、生活しづらくなっていると心に残った」など尊さを実感した手紙が届く。思いは刻まれたと感じる瞬間だ。
 出身は東大阪。和歌山に来た時、海の美しさに驚いた。「いつか大阪の子に和歌山の海を見せ、本来の海の美しさを伝え、和歌山の子には大阪湾を見せ、汚したらこんな海になってしまうことを実感させたい」。県の垣根を越えた相互学習も構想中だ。
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濱口梧陵の教訓 今に

広川町語り部サークル
  﨑山光一代表

東日本大震災後、津波防災の生きた教材として関心が高まる「稲むらの火」。その物語の舞台となった広川町で濱口梧陵の偉業を伝えるのが同町語り部サークルだ。あの震災から2年、「時間が経つと、どうしても関心は薄くなってしまう」と懸念するのは、代表を務める﨑山光一さん(63)。「しかし、次の東南海・南海地震は刻一刻と近づいているんです」。故郷の先人が約160年前にどう行動したのかを伝えながら、命をつなぐ方法を説く。

願いは一つ 津波犠牲者ゼロ

 「この話を知っていれば、あの子たちも命を落とさずにすんだでしょうね…」。活動の原点にあるのが、ある新聞記者からのこの一言。今も耳から離れることはない。
 1983年の日本海中部地震。発生直後、当時勤めていた広川町教委に「稲むらの火について教えてほしい」と取材の電話が入った。この地震では海岸を遠足で訪れていた小学生が津波にのみこまれ、うち13人の命が奪われた。
 町教委に勤務した10年余りの半分は社会教育を担当。幼児教育や文化財保護、高齢者の生涯教育などを1人で任される中、県教委が稲むらの火の16ミリ映画を制作した際は企画員の1人として手伝った。2003年、町の公民館が開いた語り部養成講座の講師を引き受け、翌年、受講者と語り部サークルを立ち上げた。
 当初、解説の依頼は全くなかった。しかし、04年12月のスマトラ島沖地震を機に徐々に増え始め、11年の東日本大震災後は殺到した。多い月で50団体に対応。語り部仲間16人と分担し、稲むらの火の館や、梧陵が築いた広村堤防で解説にあたる。
 以前は観光気分で訪れ、稲むらの火の館の売りである3Dシアターで津波を体感する人が多かったが、今は違う。「屋外で雨が降り始めても、『このまま聞かせてほしい』と説明に耳を傾けてくれる。真剣さが伝わってきます」
 「是れ此の築堤の工を起こして住民100世の安堵を図る所似なり」とは、広村堤防を築く際、梧陵が残した言葉。160年前の教訓を伝えながら、何より語気を強めるのは、地震が起これば海岸から高台へ逃げることだ。願いは一つ、「次に津波が襲ったとき、犠牲者をゼロにしたい。それだけです」。未来の命を守るため、警鐘を鳴らし続ける。
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地域の絆が最大の備え

片男波自治会防災部長
 玉置成夫さん

海に面した片男波地区で暮らす約1000人の半数は65歳以上。将来発生が予想される東南海・南海地震に備え、同地区自治会の玉置成夫防災部長(75)は地域の防災活動を積極的に進める。災害時を想定した動きを取り入れた防災運動会や、独自の助け合い協力制度を自治会で取り組み、地域の絆を深める。「防災は向こう三軒両隣が最も重要。普段からの付き合いを大事にし、いざという時に助け合える関係を築く活動をしています」と話す。

活動は「飽きず、忘れず、疲れず」

 自治会長だった1995年、阪神・淡路大震災が起きた。住民の多くが地震の恐ろしさを実感し、「自治会で開く運動会に防災の要素を取り入れてはどうか」との声が上がった。布担架を作って荷物を運ぶリレーや、車いすに乗って坂道を上ることで災害弱者の立場を体験する競技を考え、いざという時に役立つ知識を体験的に学べるよう工夫した。「防災は頭で理解するだけでなく、楽しく取り組まないと続かない」と強調する。
 専門家を招いての勉強会開催や防災マップ作り、災害時に井戸を貸してくれる家庭のリスト化などに取り組んだが、住民の約半数は65歳以上の高齢者。実際に災害が起きた時の対応に不安を感じる人が多かった。
 そこで、災害時に周りの人を助けることができる人と助けに来てほしい人を自治会に登録する「災害時助け合い登録書」を考え、民生委員と連携し各家庭の状況を聞いて回った。2012年度は131人が助けに行く人、107人が要援護者に登録。情報は区長が共有する。「個人情報の扱いがデリケートになった現代、自治会と住民の信頼関係が欠かせない。地域あげてのチームワークが、暮らす人の安心と安全につながっています」と胸をはる。
 東日本大震災時には、多くの住民が避難所へ駆けつけ、協力を申し出ている登録者が足の不自由な高齢者を連れて避難した。あれから2年経った今月は、要援護者をリヤカーに乗せて避難する訓練を抜き打ちで実施。一人ひとりに避難できたか声をかけ、体調を気使うなど、常につながりを大切にする。
 「防災活動は飽きず、忘れず、疲れずが大事。住民間の絆を深め、人に優しい地域にしたい」と地元の未来を描く。
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災害に強い故郷づくりを

震災から命を守る会
 臼井康浩理事長

NPO「震災から命を守る会」の理事長、臼井康浩さん(47)が目指すのは「災害、防災に強い和歌山づくり」だ。講演では、震災現場の写真で家具の転倒防止の必要性を訴え、防災の教室では、園児に卵の殻の上を歩かせ、靴の準備の大切さを体感させる。災害時の身の回りを具体的に想定した備えこそ命を守ると考える。将来、大震災が起こった後、「『あの防災体験があったから助かった』と一人でも多くの人に言ってもらいたい」と願いは深い。

命を守る平時の備え

 防災活動を始めたきっかけは「震災から命を守る会」創設者であり阪神・淡路大震災の被災者、故岩瀧幸則さんとの出会いだった。「ベッドが宙に浮き、テレビが目の前を横切った。家具の転倒防止をしておけばどれほどの命が助かったか」。岩瀧さんの体験にもとづいた言葉にふれ、「大地震発生の危険度が高い和歌山でこそ、この話を伝えていかなければ」と2005年、和歌山支部を立ち上げた。
 07年の新潟県中越沖地震の発生時には現地へ行き、余震が続く中、数多くの写真を撮影した。350キロのグランドピアノがひっくり返り、ロッカーが階下へ吹っ飛び、棚が散乱した状況を目の当たりにした。耐震補強した建物でも転倒防止対策をしていない家具の下敷きになったり、逃げ道がふさがれ命を落とす危険性を実感し、発生直後の状態に震災の真実を見た。同年から、「命を守るために平時に防災準備を」と県内各地で講演会や写真展を開いた。しかし、市民の反応は鈍く、危機感は感じられなかった。 反応が変わったのは11年の東日本大震災後。「以前教わったことは本当だった」と話に身をのり出す人が増えた。同会の理事長になり、防災に熱心な企業や学生、自治会と組み、活動の幅を広げた。
 毎年1月17日には「阪神・淡路大震災からの教訓」をテーマに親子向けの防災イベントを開く。児童には起震車で地震の怖さを伝え、「揺れている間はダンゴ虫になって」と分かりやすく教える。親には被災者の実体験を伝え、子どもの命を守る立場を自覚してもらい防災への本気を呼び起こす。
 防災対策の必要性を理解していても、避難袋の準備や家具を金具でとめるなど、実際に行動に移す人は少ない。「防災は、大切な人の命を守るためにやるべき当然の行為」と言い切る。「和歌山を守りたい」。その志を今日もまっすぐ投げかける。
写真=ガレキに見立てた卵の殻の上を歩く園児
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意識の種まきに学生の力

和大防災教育チーム
 SAZANKA

南海トラフ地震がもしも和歌山を襲ったらーー。東日本大震災からまもなく2年。「和歌山大学の学生にもできることがあるはず」と震災発生後立ち上げたSAZANKAは、小学校やイベントで子どもたちの前に立ち、「自分の身は自分で守ろう」と防災を呼びかける。サザンカの花言葉は「困難に打ち勝つ」。卒業や入学でメンバーが替わりながらも先輩の思いを引き継ぎ、10人が大輪の花を咲かせるため、“防災意識”の種まきを続ける。

“いざ”に備える子どもたちを

 「もしトイレにいるとき地震が起きたらどうする?」「この地図の中で、どこが避難場所かな」。考えながら防災手帳を見直す子どもたち。SAZANKAが1年かけて作り上げたオリジナルの教材だ。
 1月、SAZANKAがぶらくり丁のみんなの学校で開いた「集まれ!!防災キッズ★」には幼稚園児や小学生15人が参加。書き込み式の手帳作りと劇を交え、震災発生時の行動を伝えた。
 東北への支援を模索する中で浮かんだ「もし和歌山に地震が起きたら」との不安が礎となり、防災教育をメーンに活動を続ける。3代目代表の塩﨑萌さん(2年)は「まず何をすべきか、ということを先生や親とも違う、お姉さん、お兄さんの私たちが繰り返し伝えることに意味がある」、西宮出身で3歳の時に阪神・淡路大震災を経験した中西希帆さん(3年)は「1月が来るたびに震災の大変さを聞いて育ってきた。今度は私が役に立つ番だと思いました」と力を込める。
 和歌山大学附属小学校、串本古座高校で授業したほか、学生のマンパワーを買われ、NPOが開く防災イベントなどにも出動。「あかんあかんガスをつけたらあかん」「いちばんに大事なものは自分の身」と防災かるたを作ったり、地域別のハザードマップで自宅を探したり。子どもと寄り添い一緒になって考えるのがスタイルだ。
 放課後や授業の合間に毎週メンバーで集まり、勉強を重ねて教材や授業内容を考える。結成し3回目の春を迎え、就職活動や卒業などで入れ替わりは避けられない。塩﨑さんは「結成当初よりメンバーは少ない現状ですが、『いざという時にちゃんと備える子どもを多く育てたい』という気持ちを後輩たちに伝えていくことも大切。それが未来の防災につながる」。受け渡すバトンの先に、子どもたちの笑顔が待っている。
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消費量最下位の地での挑戦

チーズプロフェッショナル
  宮本喜臣さん

取り出した2種類のチーズ。一方を短冊切り、もう一方を専用の道具で花状にカットし、グラスに盛りつけて一輪の花を咲かせる。チーズの消費量全国最下位の和歌山で、その魅力を伝えようとセミナーの講師を務める紀の川市の宮本喜臣さん(39)は、“チーズ版ソムリエ”と言われるチーズプロフェッショナルの資格を持つ。平日は会社勤めのため、活動が土日に限られる週末ヒーローは「和歌山らしいチーズ文化を」と新たな味の開発に挑戦中だ

新たなチーズ文化発信を

 「ボニッシモ!」。イタリア北部のとある町で昨年10月、チーズ工房の職人が大きくうなずいた。ボニッシモとはイタリア語で「おいしい」を意味するボーノの最上級の言葉。職人をうならせたのは、南高梅を使った梅酒につけ込んだブルーチーズだった。「日本で最もチーズ消費量が少ない和歌山から、前例のないチーズ文化を発信したい。生産をお願いできませんか」。そう持ちかけると、その職人は笑顔で再びうなずいた。
 10年前、専用の削り器で花びらのようにカットされたチーズに衝撃を受けた。口に入れるとあっという間に溶け、ミルクの風味が広がる。「これがチーズか…」。その出合いですっかり魅了され、2008年にチーズプロフェッショナル協会認定の専門家資格を県内で初めて取得した。
 その後は飲食店や酒蔵などで開かれるセミナーで講師を務め、味わい方を伝えてきた。受講者の中には「あなたと出会わなければチーズはおいしくないと思ったままでした」との言葉をくれた人もいた。
 和歌山での消費量増をと活動するが、セミナーだけでは限界がある。そう感じ始めたころ、知人から「他府県の人に『和歌山のチーズはすごい』と盛り上げてもらえば、地元の人も注目するのでは」と助言をもらった。考えたのが、和歌山ならではのチーズ作り。醤油の絞りかすや金山寺みそに漬けたり、生産量全国一の山椒をスパイスに使ったり。先陣を切るのが、イタリアとのコラボで商品化間近の南高梅梅酒漬けチーズだ。
 「商品ができれば、パッケージが必要。黒江漆器の蒔絵調にしたり、包み紙に調湿効果のある備長炭入りの紙を使ったり……」。湧き出るアイデア。新文化発信への準備は着々と進む。
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骨ぬきで魚食文化の復活を

川常物産工場長
  井澤一弘さん

「骨を取るのが面倒」「のどに詰まるのが心配」「調理に時間がかかる」と敬遠されがちな魚を、手軽に安心して食べられるよう骨ぬき加工する川常物産(和歌山市榎原)工場長の井澤一弘さん(37)。太刀魚やサバ、ハモなど県産魚を中心に骨を取り除き、老人介護施設や小学校の給食用に送り届ける。「『魚はこんなにおいしいんだ』と魚食の魅力を再発見して欲しい」。水産物の需要が低迷する今、形と味を変えた新手法で魚食文化の復活に挑む。

見せる職人のプライド

 出刃包丁で内臓を取り除き、三枚におろした切り身の骨をピンセットのような骨ぬきで丁寧に素速く抜き取る。鮮度が命の魚、時間との勝負だ。切り身一つにかける時間は長くて30秒。従業員が作業したものには必ず目を通し、一切れごとに「よしっ」と指で確認の合図を出す。「一本たりとも骨を見逃さない」と職人のプライドを見せる。
 一日に骨をぬく魚は一人約500匹。「安心して食べてもらえるよう、ひとつひとつ手作業で取り除く」と仕上がりに自信を示す。
 開発のきっかけは2008年、県内の老人介護施設からの「健康のため、お年寄りに魚を食べてもらいたいが、骨がのどに詰まらないか心配。骨のない魚はないのか」との依頼だった。
 魚種別に骨の場所や身質の研究を重ね、開発から四年で太刀魚やゴマサバなど県産魚を中心に30種の骨ぬき魚を生み出した。介護施設からは「なじみの和歌山の魚が骨なしで、再び安心して食べられる」と感謝の声が寄せられるようになった。
 小学校や幼稚園の給食にも採用され、骨ぬき太刀魚のフライは「ふわふわでおいしい」と児童に人気のメニューだ。身が薄くなりがちでボリュームが出ない骨ぬき太刀魚を、厚みと本来のうま味を出すため二カ月かけて試作、改良を繰り返した。「満足してもらうまでメニュー開発や骨ぬき作業に妥協は許さない」と一徹だ。その一方で、客の意見にたえず耳をこらし、日々改良を重ねる。
 現在は、南高梅や和歌山の吟醸酒の酒粕で味つけしたメニューの開発に熱を入れる。「地元の味で地元の魚のおいしさを伝え、魚ファンを増やしていきたい」と故郷の新しい味を今日も追う。

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『和歌山カフェStyle』発行



県内のカフェの情報を網羅したガイド本『和歌山カフェStyle』が11月、和歌山リビング新聞社から出版された(写真)。
 和歌山市をはじめとする紀北エリアを中心に約180店を紹介する。特集は「空間や景色も贅沢なカフェ」で、登録有形文化財や古民家、工場をリノベーションしたものやロケーションを楽しめる店など、個性の際立つ店を掲載。このほか、ユニークな雑貨を扱う店やコーヒーにこだわる店、ランチ向きの店と幅広く特集している。佐藤俊一編集長は「朝のコーヒー、昼のランチと一日のどのタイミングでも使えるガイドをめざしました」と話している。
 B5判、112ページ。オールカラー。682円。同社(073・428・0281)。

この本片手に、茶店めぐりも良いのでは。。。
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あがらの街のプロバスケチーム

和歌山市を本拠地とするプロバスケットボールチーム、和歌山トライアンズが好調です。

今年立ち上がったばかりのチームながら、NBL(ナショナルバスケットボールリーグ)開幕から2ヵ月間、常に上位をキープ。


※TRIANS(トライアンズ)は「3つの」を表す〝TRI〟と、「〜の人」を表す「AN」を組み合わせた造語。

3選手が手でつくる三角形は「ファン・地域・チームの一体化」を意味するとのこと。

詳細は、下記サイトを参照下さい。


あがらの街のプロバスケチーム:和歌山トライアンズ
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環和歌浦 おっとっと広場(とれたて県産魚 食卓へ)



ほんまもんの味を

 通常、魚が消費者に届くには漁業協同組合、小売店を通して2~3日かかるが、直売所の場合とれたてを味わえ、市場で取り引きされている価格に近い値段で買える。澤口雄正館長は「今まで最終値を知らなかった漁師が、直接消費者に販売することで自分たちが釣った魚の価値を知ることができるようになった。何よりとれたての新鮮な魚を届け、ほんまもんの味を知ってもらえることがうれしい」と話す。

 漁獲量が少なく地元で消費してしまい、市場には出回らないシャコやワタリガニを販売することも。「お買い得で、どこよりも新鮮」「昔食べていた懐かしい魚に出合える」と地元客に人気だ。澤口館長は「目指すは海のめっけもん広場です。お買い得で新鮮な和歌山の海の幸を求めて、遠方からもより多く来てもらえるようにしていきたい」と意気込んでいる。

 不定期で魚のさばき方教室も開催。

 おっとっと広場(073・446・3305)。
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環和歌浦 おっとっと広場



朝市が始まり

 新和歌浦の漁港交流拠点施設「おっとっと広場」は昨年11月にオープンした水産物の直売所。7年前から年2回、和歌浦漁港でベイサイド和歌浦らが開いていた朝市が好評で、「朝市をワンランクアップしたものを常設して、地域の活性化ができれば」と地元の漁師らが県の協力を得て開いた。毎週土日の営業で、1日平均500人が訪れる。ゴールデンウィークにはしらすの天丼やマグロ丼を販売する丼まつりを開催。県内外から2500人の客でにぎわい、丼を買うのに1時間待ちの行列ができた。

 販売するのは、和歌浦漁港の生しらすや海南市下津町の戸坂漁港のアシアカエビなど近郊でとれた水産物のほか、紀南で揚がったマグロやカツオなど旬の水産物。かまぼこ、寿司と加工品も並ぶ。地元の漁師がとった魚を生きたまま販売することもある。

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紀の川市 めっけもん広場(主役は農家)



 めっけもん広場のモットーは「食と農の架け橋」。13人の食育ソムリエが旬の農産物の食べ方や切り方、選び方を伝え、店頭で客をサポートする。農家が入荷のため売り場に入り、消費者とコミュニケーションをとることもある。紀の川市でタマネギやメロンを育てる高橋依子さんは「お客さんの反応をじかに知ることができるし、他の農業者との交流が増え、切磋琢磨できる」と笑顔を見せる。商品の値札シールには生産者の名前が書いており、「店へのリピートというより、『この人が作ったピーマンがおいしかったから、次は同じ人が育てたカボチャを買う』と生産者へのリピーターがとても多い」と岡田店長。

 4月からは農業に関心をもってもらおうと敷地内の畑を貸し出し、地元農家が栽培法を指導している。また、毎月19日には農家が旬の作物をふるまい調理法を教えるなどイベントも多彩だ。岡田店長は「主役は農家。農家の顔が見える催しや店舗づくりをして、生産者と消費者の交流の場にしていきたい」と描く。

 めっけもん広場(0736・78・3715)。
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紀の川市 めっけもん広場(来客数1千万人)



 オープンから13年。紀の川市豊田の大型直売所、めっけもん広場は年商25億円を誇る日本一の農産物直売所だ。平日は2000人、週末は3、4000人が訪れ、11月には延べ来客数が1千万人に達する見込み。

 訪れる人が多い理由のひとつは立地の良さ。阪南から近く、根来寺、高野山と周辺の観光地へ行く途中で立ち寄る客も多い。6割は大阪から、3割が和歌山市内から来る。

 岡田芳和店長は「市街地にも直売所が進出する今、立地以外の強みが求められる。生産者やその日の収穫量によって商品の種類や形、価格が違うことが大型直売所の難しさだが、それを逆手に取って〝農作物を選ぶ楽しさ〟を感じてもらえるような店舗づくりをしている」と語る。

 めっけもん広場に登録する農業者は約1600人。主力商品の桃、柿、米、野菜に加え、白いちじくや赤エンドウ豆、黒い枝豆、生で食べられるトウモロコシなど珍しい作物が並ぶようになった。農家が消費者目線で、他では買えない農作物を育てるようになった成果だ。

 また、同じ果物でも贈答用の箱入り、6個パック、2個入り袋など消費者の要望に合わせて販売する。月に1度は来る阪南市の目徳百合子(めとくゆりこ)さんは「いつ来ても新鮮で種類が豊富。旬の物が食べられ、地場産なので安心できる」と話す。
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磯観察のコツ

 観察のポイントは生き物が多く生息する岩場。危険物がないか必ず保護者が確認する。

 シャベルとふるい、マイナスドライバーを持参し、砂の中に潜む生物や、岩にしがみつく貝を観察しよう。

 「生物は持って帰ると大変なので、写真やスケッチで残して後で確認してみましょう。

 図鑑の名前にとらわれず、自由な発想で名前を付けるといいですよ。

 その方がいつまでも記憶に残るはず」とにっこり。

 何気なく見ていた海。

 そこに暮らす生き物や環境を考えれば、飲み残しやシャワーなど生活排水の扱い方を見直すきっかけにもなりそうだ。
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五感使い実験



 まずは海水の塩分濃度を調べる方法。海水をなめた味を元に、水道水に食塩を足して海水の味に近づける。 
 しょっぱさを思い出したり、なめ比べて水と塩の量を調整する。「正解は約3%。五感を使って調べる面白さがあります」

 海中は水面近くの水温が高く、冷たい水が下になる。

 この状態を再現するのが、色水をつけた実験。透明のケースの真ん中にしきりをはめ、左右に絵の具で色をつけた冷たい水と2〜5度ほど温かい水を入れる。

 仕切りを外すときれいに分離し、温水は上、冷水は下に流れていくのが分かる。

 「風呂も同じ状態。単純ですが意外と盛り上がります」
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環境知ろう「海辺の教室」



 「海に遊び海に学ぶ」をモットーにスタートした「海辺の教室」を主宰する県環境学習アドバイザーの平井研さんに、海について知る実験や磯観察に出かけた際のポイントを聞いた。

 「自然は行くたび発見があり、いやされます。海はどうやってきれいさを保っているかを考え、子どもたちに多面的に海をとらえてもらいたいですね」
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作者 のしさやかさんに聞く、吉宗くんの横顔



 和歌山市の観光キャラクター「吉宗くん」の生みの親は、同市在住の絵本作家、のしさやかさんだ。2005年に誕生し、11年にはついに着ぐるみが登場。県内外に出張し、和歌山市の魅力をアピールしている。
 吉宗くんは、8代紀州藩主、徳川吉宗の子孫。元気はつらつで人なつっこく、時には相棒の紀州犬、ハチを引き連れ、時には和歌山ラーメンに舌鼓を打ち、時には水着で海水浴を楽しみ…と表情豊かだ。パンフレットやテレビCMなど毎年登場回数が増え、今では15種類以上のバージョンがある。
 のしさんが資料で見かけた、青年期の徳川吉宗の肖像画がヒントになった。ハチはのしさんが実際に飼う紀州犬のコマがモデルだ。「肖像画の吉宗は大きな福耳で、若々しくとてもエネルギッシュな雰囲気がしました。吉宗くんは丸顔と耳がポイントですね」
 昨今のゆるキャラの中では珍しく、吉宗くんはパソコンを使わず、マジックで手描き。5色のマーカーで命を吹き込まれている。
 昨年は和歌山城の観光案内所、そして今月には新たに市役所14階にパネルが登場。お城をバックに、ダブルピースの吉宗くんと記念撮影できる。
 和歌山市観光課の平尾朱美さんは「昨年度は約40回のイベントに出動しました。かわいい笑顔にいやされます。これからも和歌山市にもっと人を呼び込んでほしい」と期待。のしさんは「イラストレーターとして駆けだしだった時代の作品が未だに使われうれしい。スター性はあまりないですが、長く愛されてほしいですね」と“我が子”の成長を温かいまなざしで見守っている。
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海南市  黒江ぬりもの館



 漆器業を営んでいた築150年の町家を改修した憩いの場「黒江ぬりもの館」。

 25年前から漆器の展示に使われていたが2008年に閉館。

 翌年、黒江の町おこしをと市民が喫茶や漆製品、和雑貨の販売、貸しギャラリーを行う場として復活させた。

 黒江の漆器屋に多い2階建ての町家で、漆の作業に使われていた2階は落語会にも活用されている。

 同館前には、漆をかくはんするくろめ鉢を展示し、昔ながらの風情を醸し出す。

 海南市黒江六八〇。午前10時~午後4時。月火定休。同館(073・482・5321)。
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岩出市  アートスペース紀の川



 カフェ兼ギャラリー「アートスペース紀の川」は築150年の農家を利用している。

 100年前に泉南市から移築した民家で、県内では珍しいふっくらと丸みを帯びたむくり屋根が特徴的。

 有吉佐和子原作の映画「紀ノ川」(1966年公開)のロケ地にも使われた。

 家主の義理の娘、中川妙子さんが4年前、手作業で2年掛けて改装し趣味の絵を並べたところ人が集まり、カフェに。黒塗りの壁に杉の皮の屋根が150年の趣を出す。

 岩出市根来二二五九。午前10時~午後5時、月火定休。同スペース(0736・62・8339)。
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紀の川市  あナリ



 国登録有形文化財に指定されている明治初期の120年前に建てられた庄屋を改装した癒やしの隠れ家「あナリ」。

 富裕層にみられた長屋門を正面に構え、土塀に囲まれた約1300平方メートルの敷地内には蔵が4棟、納屋3棟に離れと主屋がある。

 健康やアート、食の場にと河野浩幸さんが9年前に改装した。

 毎朝かまどでゆで上げたそば粉100%の十割そば(750円)を振る舞うほか、午後2時以降は事前予約制で整体も体験できる。

 紀の川市赤尾一七九。午前11時~午後2時。水定休。あナリ(0736・77・3919)。
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和歌山市  カフェリエール



 陸奥宗光の従兄弟で第2代農林大臣を務めた岡崎邦輔の旧別荘を改装した「カフェリエール」。

 縁側から見える奠供(てんぐ)山にかかる雲の美しさを見た邦輔の祖父が「雲山萬化荘」と名付けた。

 広い縁側と中庭を持つ平屋建て、御殿造りで敷地面積は約1200平方メートル。10畳1間、8畳2間に6畳の茶室と女中部屋があった。

 現在は女中部屋をキッチンに、それ以外をカフェスペースとして活用。

 音楽コンサートも開く。

 和歌山市和歌浦中三-五-五。午9時〜午後9時。水定休。同カフェ(073・445・1186)。
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和歌山県下の古民家の魅力とは?

ーーー古民家の魅力とは?

 手造りの良さ、あたたかみですね。

 歴史は一度失うとレプリカは造れても、全く同じものは二度と造れない。

 古民家を再生することは廃材の有効利用になり、地球環境に良い。

 古かろう悪かろうでなく、古いからこそすばらしい点がたくさんあります。
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和歌山県下の古民家は、その土地の暮らしが

ーーーその土地の暮らしが見えてきますね。

 大量生産の売るための家ではなく、地域や家に合ったものを地元の大工が工夫して造っていました。

自然防衛のための機能性や生活の利便性を重視してきた結果、形として民家に美しい地方性が出ています。
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和歌山県内の古民家の特徴

ーーー県内の古民家の特徴を教えてください。

 和歌山県は台風による被害が多い地域のため、建物の高さを低く抑えたり、軒下に板を垂らしたりと風雨対策の工夫がされています。

地域によって個性があり、紀の川筋は農家が多く農作業するために土間を広く造っています。

北山村など山間部は林業が主体で、屋内で作業しないので土間はなく、今の玄関のような靴脱ぎスペースだけでした。
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時をつなぐ和の伝統家屋


海南市 田中さん夫妻 ぬくもりある住まいに

テレビ番組「人生の楽園」(テレビ朝日)をみて田舎暮らしに憧れ、大阪から海南市に移住してきた田中清博さん、繁見さん夫妻(写真右)。大阪で新築住宅を購入したが「畑付きの古い和風建築の家がいい」と海南市東畑の山間にある築約60年の民家で4年前から暮らしている。

兵庫県の淡路島や香川県の小豆島、岡山県の空き家20数軒を回り、自然にあふれた環境と木造平屋建ての構造が気に入り、この住まいを選んだ。

 清博さんは「家の造りはしっかりとしていたので、手入れさえすれば十分住めると確信した」と振り返る。ふすまと障子を張り替え、改装したのは台所や風呂場などの水回りだけ。けやきの大黒柱がある土間の横に、6〜8畳の和室4部屋が田の字型に並び、牛小屋だった場所を物置として活用している。

 「風通しがよいので、夏は涼しくて快適に過ごせます」と繁見さん。冬はエアコンや石油ストーブは使わず、火鉢やまきを使うだるまストーブをたいている。

 近くの畑では、ぶどうやブルーベリー、桃、ブロッコリーやにんじんを育て、裏の山から流れてくる湧き水で農作物を洗う。最近は蜂蜜作りにも挑戦し、繁見さんは「スーパーで購入するのは、牛乳や卵、お肉だけです。ほとんどスーパーいらずの生活ですね」とほほえむ。

 これまで都会で暮らし、農作業も初めての2人。清博さんは「移住先を探す際も、新築の家は探さなかった。古い和風建築は住んできた人のぬくもりが感じられる」。繁見さんは「少しの改装で快適に住めるように生まれ変わる。落ち着いて生活することができ、都会暮らしの時より夫婦の会話が増え、けんかは減りましたね」と笑う。
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鷹屋「和歌浦せんべい」

和歌浦観光が盛んだった大正時代に誕生。

本来は土産品だったが、地元和歌山でも定番の茶菓子となった。

見た目は素朴ながら、いざ口にするとじんわりと広がるほどよい甘さ、卵の風味が上品だ。

和歌浦せんべい一筋の鷹屋は近年、紀州梅鳥の卵と和歌山産の蜂蜜を材料に取り入れた。

伝統の味を大切に守りつつ、よりおいしい商品を届けようとする職人魂が、一枚一枚の焼き印に込められている。

〈鷹屋=和歌山市和歌浦南、073・448・1617〉

昔は、おやつのときに、食べてましたね。。。



地元で長く愛される“和歌山の味”「和歌山食品栄誉賞」受賞。
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山利「しらす」

 江戸時代末期創業の山利。

7代目の木村尚博さんが西脇漁港で目利きしたしらすを冷水で手早く洗い、厳選した塩でゆでたのが釜あげしらす、さらに太陽の下で乾燥させたのが天日干しちりめんだ。

「潮の流れの速い加太沖のしらすは身がしまっている。何より漁場が近く鮮度が良い」と7代目。

「旬は春と秋。味が良いのは冬支度している9月末〜11月末ですね」。

根強いファンは全国に。間もなく海も実りの季節を迎える。〈和歌山市本脇、073・455・0013〉

和歌山市では、当たり前のように食べていた「しらす」美味しいですね。。。



地元で長く愛される“和歌山の味”「和歌山食品栄誉賞」受賞。
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おはなはん「生カップ入りお好み焼き」

材料をそろえる手間なく、混ぜて焼くだけで簡単にプロの味ができる生カップ入りお好み焼き。

松本章子社長が1967年に白浜町でお好み焼き屋を開店したのが始まりで、商品化し今年で30周年を迎えた。

年間500万食を製造、県内のみならず全国で愛され、和歌山では2食入りのファミリーパックがおなじみ。

ソースとメリケン粉にこだわり抜き、ふわふわサクサクの生地にソースが甘辛く絶妙に絡み合う。

〈おはなはん=和歌山市加納、073・474・9010〉



地元で長く愛される“和歌山の味”「和歌山食品栄誉賞」受賞。
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JA紀の里「桃」

紀の川流域の温暖な気候と水はけの良い砂地で育ち、上品な甘さと色、豊かな香りの三拍子がそろう。出荷量は西日本一を誇り、上級品は一玉2000円にもなる〝果物の貴婦人〟

6〜8月に旬を迎え、現在は果皮、果肉とも白く、多汁で甘い「清水」、大玉で日持ちする「川中島」が最盛期だ。

「今年は雨量が少なかったため甘い。冷やし過ぎると甘味が落ちるので、食べる一時間前に冷やして」とJA紀の里。

〈めっけもん広場=紀の川市豊田、0736・78・3715〉

JA紀の里は、色々頑張ってますね。。。



地元で長く愛される“和歌山の味”「和歌山食品栄誉賞」受賞。
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